判示事項
台湾統治中の日本がXの父親を含む台湾の一民族の暮らしぶりを博覧会で見せ物として展示したという内容を含むテレビ番組が,Xの名誉を毀損するものではないとされた事例
裁判要旨
テレビ番組を視聴した一般の視聴者において,その番組の内容について,日本が,約100年前に,台湾統治の成果を世界に示す目的で,西欧列強が野蛮で劣った植民地の人間を文明化させていると宣伝するために行っていた「人間動物園」と呼ばれる見せ物をまねて,Xの父親を含む台湾の一民族を,英国で開催された博覧会に連れて行き,その暮らしぶりを展示するという差別的な取扱いをしたという事実を摘示するものと理解するのが通常であるなど判示の事情の下においては,その番組は,Xの名誉を毀損するものではない。
判示事項・裁判要旨・参照法条は、裁判所ウェブサイトの記載を
そのまま転記しています。要約や論評は加えていません。文中の〈 〉内は、条文の見出しを
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